飲食店様必見!HACCP制度に対応できる便利な簡単記録セットをご紹介!
「HACCP」制度の対応はお済ですか?
2021年6月から改正食品衛生法の施行が開始され全ての食品関連事業者を対象にHACCPの考え方を取り入れた衛生管理をすることが義務化となりました。
そこで!食品衛生のプロが監修した、HACCPに対応できる便利な簡単記録セットをご紹介します。
また、HACCPとは?いつまでに何をしたらいいの?といったHACCP制度の疑問・質問をQ&Aにまとめました!
更新日:2021/6/8
HACCP制度とは?
HACCPは「HACCP方式」という、食品衛生管理の国際的な基準のこと。一言でいえば食中毒や異物混入などを防ぐための新しい衛生管理の方法です。
小規模事業者や飲食店、弁当製造業などは、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理を行う必要があります。
- 一般的衛生管理(全ての食品に共通して行う衛生管理)
- 重要管理(調理・製造方法に応じて行う衛生管理)
の2つに分けて「実施記録書」を作成し1年間保管が必要となります。
具体的には何をしたらいいの?
業種や扱う食品によって内容は変わりますが、基本的な流れは次の通りです。
簡単HACCP記録セット(小規模な一般飲食店向け)
HACCPの考え方を取り入れた衛生管理に必要な、計画書や食材管理ラベルなどのアイテムがひとつになりました。計画書と記録用紙には、分かりやすい記載事例付き。食品衛生のプロが監修した、簡単記録セットです。具体的な対策を、ぜひこのセットで始めてみませんか?
食品衛生のプロが監修!衛生管理計画書セット(12ヶ月分)
分かりやすく「衛生管理キット」の使い方を動画で紹介!
計画書の記載方法やセット内容を、動画でもご覧いただけます。ぜひご活用ください。
そもそも「HACCP」って何?何のために導入するの?
そもそも「HACCP」が何かよくわからないのですが…。
ひとことで言ってしまえば、食中毒や異物混入などを防ぐための新しい衛生管理の方法です。
制度化されるとどうなるの?小さなお店でも関係あるの?
「制度化」=「義務化される」ということでしょうか?
はい、今回の改正で、今後は食品の製造・加工、調理、販売等に関わるすべての食品関連事業者について「HACCPの考え方に基づいた(取り入れた)衛生管理」を行うことが義務化されます。
個人でやっているような小規模な飲食店も対象になるのでしょうか?
規模に関わらず、食に関わるすべての事業者が対象となります。ただし、運用には2つの基準がありますので、まずは、ご自分の事業所がどちらにあてはまるか確認しましょう。
いつまでに準備すればいいの?違反した場合はどうなるの?
本格的に制度化されるのはいつからですか?
猶予期間の最終期限が2021年の6月となりますので、それまでに準備を完了する必要があります。
もし間に合わなかったり、導入しなかった場合はどうなりますか?
現時点では違反した場合の罰則ついては特に定められていませんが、今後各都道府県の条例で罰則が定められていくことが考えられます。HACCP導入は事業者側にとってもメリットのあることですから、完全施行まで待たずに早めに取り組んでいくことをお勧めします。
2018年6月に可決された『改正食品衛生法案』は、公布後から2年後の2020年6月に施行され、猶予期間1年を経て2021年6月から完全義務化されます。つまり、遅くとも2021年の6月までにはHACCPによる衛生管理制度の導入を行わなければなりません。
新しい設備や備品、資格は必要?
制度化にあたって新しく資格が必要になったりするんでしょうか?
今回の法整備で義務化されるのは「管理方法の導入」ですので、HACCP認証や関連の資格を取得する義務まではありません。また、決められた設備や備品を使用しなければならないという制度ではないので、工夫次第で大きなコストをかけずに導入する事も可能です。
HACCPの考え方を取り入れた衛生管理に関する詳細は、厚生労働省HP『https://www.mhlw.go.jp』をご確認ください。